今日は

運命を作り出しているのは自分では?

というお話です。

赤いコート柳川①

 

ある税理士の先生が亡くなりました。

得意先を引き受けたのはAさんと後輩のBさん。

これをきっかけにお二人とも独立をしました。

 

BさんはA先輩に負けたくないと闘争心をあらわにします。

今までの恩も忘れフェイスブックはブロック、

Aさんが自分の友達に関わるのを防ごうとしました。

またこっそりと、お世話になった税理士の

オフィスにあった名刺を持ち出しました。

さらに参考資料ととしてまとめてあった税務知識の資料を使って

故先生と同じような相続セミナーを始めるのです。

 

一方、Aさんはいただいた顧問先を丁寧に回りました。

故先生の想い出話をしながら関係を深めていきます。

毎月の命日にはお墓参りをし、行けない場合でも

自宅の仏壇に手を合わせて亡き先生を偲びます。

顧問先からのお願いで相続セミナーをすることになりました。

情報は新しいことが大事!という言いつけを守り、

先生からいただいた資料を見直し、

自分なりに学んだ事例を新たに付け加えます。

 

1年後・・3年後・・・10年後・・・

このお二人の評判や仕事の依頼はどうなったのでしょうか?

皆さんはもうおわかりですね。

 

もちろんAさんは優秀な街一番の税理士となりました。

Bさんはひとつの顧問先の奥さまと不倫関係に陥り

街を出ていくことになります。

 

自分が成功するためには他人を踏みにじっても良いのでしょうか・・・

感謝することを忘れてはいませんか・・・

まずはお客さまへのサービス提供を一番に考えたのはどちらですか・・・

 

同じ条件で独立をしたというのに、結果は大きく違っていきました。

人生は自分の心がけしだいです。

何のためにそれをしたいのか?

信念はどこにあるのか?

そのことがリアルに仕事への姿勢や態度に出るのだと思います。

 

新しい年が明けました。

背筋を凛と伸ばして前に進みましょう^^