こんにちは。
不幸ぐせ解消家の神田裕子です。
(ぜひたくさんのかたに
考えていただきたく・・・
8月8日発行のメルマガに
少し手を加えたものを
こちらにも載せてみました。)

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前期末試験が終わって
ちょっと一段落しました。
まだ本当は「交流分析」の
レポート提出があるのですが
締め切りが遅いので
じっくり取り組もうと思っています。
他にも、先行研究の論文を3つ読んで
その一つをA4一枚にまとめるなんていう
ゼミの宿題も出ています(トホホ)♪

さて、哲学者梅原猛先生から
刺激を受けたので、
この夏休みに著書を通して
アイヌの世界に触れてみました。

札幌に住んでいるときには
身近ではなかったアイヌ文化。
それでも実は地名やアイヌ紋様に
歴史は生きていたのでした。

花畔「ばんなぐろ」
大楽毛「おたのしけ」
忍路「おしょろ」

地名ですが・・読めないでしょう?
これってすべてアイヌ語に
漢字を充てたからなのです。

私が小さい頃に住んでいた歌志内市。
(日本一人口の少ない市です)
これは「オタウシナイ」という
「砂浜・についている・川」
を表すアイヌ語♪
街の中を「ペンケウタシュナイ川」が流れています^^

この川も含めて、アイヌ思想では
自然はすべて擬人化されています。

「ペッ・ラントム」(川の胸)
「ヌプリ・オケシ」(山尻)

そこには山も川も
人間と同じ肉体を持つという
「アニミズム思想」が感じ取れます。

(実はアイヌ文化だけではなく
古くから日本語には
「山肌」や「山の背」
なんて言葉があるのですが・・)

科学がどんどん進化していき
人間も”モノ化”されていきます。
人智を超える何かの存在を無視して
人為的に命すら産み分ける時代へと突入しています。

一方で「オカルト」や「スピリチュアル」
という言葉の流行があり、老若男女、
神社詣りや山信仰がブームとなっています。

何か忘れがちな現代の
「こころ」をそこに感じるのです。

自然の中では動物も人間も同じ生き物。
それを殺して食べるときには
「(いのちを)いただきます」と言って食べます。

アイヌ語でもお土産のことは
「ミアンゲ」と言い、
身をあげるという意味なのです。
あの世では熊も人間と同じ肉体を持っていて
人間世界に来るときには、
その皮と肉をお土産に持ってくる。

人間は
その身をありがたくいただき、
代わりに礼を尽くして
熊をあの世に送る、それが
祀りの儀式でもあるのです。

昔から日本に文化として伝わっている
「こころ」を・・・
もっと私たちは大切に
しなければならないと思うのです。

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