こんにちは^^
不幸ぐせ解消家の神田裕子です。
いい心理カウンセラーと
そうでない人と何が違うのか?
金沢吉展先生の著書
「臨床心理学の倫理をまなぶ」(東京大学出版)
にあります7カ条をもとに
お話を書いています。
今日はその4回目。
ひとりひとりを人間として尊重するとは
どういうことか・・
上から目線で接する人って意外と多いように思います。
例えばレジでお金を支払うとき、
たとえこちらがお客さまであったとしても
より良いサービスを提供してくれた相手に対して
ものの言いかたというものがあります。
(おばちゃん達がけっこうぞんざいなもの言いをする・・・)
同じくカウンセリングにおいても
「患者」「研究や実験の対象」と
クライエントをみなすことがあってはいけません。
それはどんな態度からわかるかというと・・・
カウンセラーの自己開示がなされていなくて
何となく話しにくい・・なんてことがあります。
冷淡な印象を与えますね、それはまずい!
まして相手をだますことはいけません。
さらに必要以上に距離を取るカウンセラーは
自己理解ができていないので
近づかないほうが良いでしょう。
よく生徒さん達には言うのですが・・
お金を出してまで、クライエントさんは
心の膿を出しに来所されるのです。
覚悟を決めて苦しいできごとに向き合おうとしているのに、
深いところに突っ込んだ質問をしなくてどうするの?と。
そしてカウンセリングとは何か?の視点も大事!
「治してあげる」という姿勢はすぐに伝わります。
「相手の問題をともに考えていく」プロセスが
カウンセリングなのです。
もちろんその際に必要なのは
プロとしての聴く技術です。
呼びかたも重要♪
育った生い立ちにしこりを残している場合には
名字でクライエントさんを呼ばず、名前で呼びます。
●●家を背負ってきた人にすると
名字はつらいもの、ということがあるからです。
相手の気持ちを尊重すること、
クライエントさんの立場や年齢、状況に応じた
接しかたについて配慮すること、
というのが第4原則です^^
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